子どもも大人もみんながハッピーなれるOK理論

2023.2.18

みっきーサロン研究所主催のオンラインセミナー「子どもも大人も幸せになれる」が開催されました。

いろいろなお話が聞けた中で、ぼくが心に残っているのは、やはり先生を含めた大人側の『マインドセット』の問題が大きいなと。どうしても「~すべき」という考え方に囚われ、「OKだよ」と言ってあげられない現状があるということを感じました。
セミナーを通して、状況を打破するカギは3つほどあると思ったので、共有します。
①生徒指導提要
今年、生徒指導提要というものが改定されました。その中に「不登校で苦しんでいる児童生徒への支援の第一歩は、将来の社会的自立に 向けて、現在の生活の中で、「傷ついた自己肯定感を回復する」、「コミュニケーション力 やソーシャルスキルを身に付ける」、「人に上手に SOS を出せる」ようになることを身近 で支えることに他なりません。その上で、社会的自立に至る多様な過程を個々の状況に応 じてたどることができるように支援することが、次の目標になると考えられます。」という文言があります。
この文言から見えることは、必ずしも登校復帰がゴールということではないということです。もっと大局的な視点で子どもたちを支援する、ということを共通確認していく必要があります。それを打ち出していく根拠として、この『生徒指導提要』を理解していくことは必要かなと思います。
②前例をつくる
学校教育に携わる方でいれば、不登校を含めた支援の必要な子どもへの関わりは毎年あると思います。その時に、ぜひ「こんな支援をしたら、子どもが変わったよ」という前例をつくって欲しいと思います。学校現場は新しいことに取り組むのがとても苦手です。その時に、前例がある、というのはとても大きな武器だと思います。
③研修を行う
先生方へのアプローチとして、外部の専門家からお話をしてもらうのはとても有効です。今回、サロンメンバーの一人である赤嶺先生とつながれた方もいて、それだけでもやってよかったなと思いました。赤嶺先生からは「もっと仲間を増やしたい」「不登校支援の考え方を広めたい」という想いも聞いているので、ぜひサロンメンバーさんもつながって、赤嶺先生への研修とかもお願いしてみてはいかがでしょうか?
今回のセミナーは、サロン内限定でアーカイブも残しております。
もしご興味ある方は、ぜひご連絡ください( `ー´)ノ

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